全国各地の「FPの家」をお訪ねし、住み心地の良さや暮らしの喜びなど、お客様の生の声をお届けしていますが、「FPの家」の高い技術と優れた性能は、住まいの枠を超え、店舗や施設など、さまざまな場所にも活かされています。
今回は家庭用保冷室「クルム」を応用し、「保存室」として活用されているケーキ店をご紹介します。
バターやフルーツの箱が山積みになっている保存室内部。小型高性能冷却ユニット2台がフル稼働し、原材料を新鮮に保っている。
人気店ならではの悩み
神奈川県厚木市にある「ケーキハウス 幸せの丘」。ひとつひとつ丁寧に作り上げるケーキや焼き菓子のおいしさはもちろん、ピアノや消防車、ミッキーマウスなどをかたどった立体デコレーション、キャラクターを描いたイラストデコレーションなど、お客様の要望に合わせたオリジナルケーキが話題を呼び、1995年のオープン以来、地元の人たちに愛される超人気店となっています。取材に伺った土曜日も、朝から大勢のお客様がお目当てのケーキを買い求めていました。
ケーキ屋さんにとって、新鮮な素材はおいしさを左右する重要なもの。人気の上昇とともに、生産量に対応するための原材料の確保や、大量注文のケーキを一時保存するためのスペースが必要になってきたのです。
「もちろんお店には冷蔵庫がありましたが、売り上げが伸びるにつれて収容能力が足りなくなりました。冷蔵庫メーカーに問い合わせましたが、こちらの求めるような大型の冷蔵庫はなかったのです」とオーナーのO様。そこで、FPを扱う工務店に相談した結果、2007年に家庭用保冷室「クルム」を応用した保存室が完成したのです。
ショーケースには彩りも美しいケーキたちがぎっしりと。休日ともなると朝からお客様が次々と訪れ、飛ぶように売れる。
可愛らしい店構えの「ケーキハウス 幸せの丘」。小さなお店から生まれるたくさんのケーキが、多くの人に幸せを届けている。
地下の基礎部分に組み込んだため、高さがないぶん入口の扉も小さいが、断熱効果は十分に発揮!
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クリスマスには2,000台ものケーキを保存
お店は交通量の多い幹線道路に面した傾斜地に建つ2階建て。店舗正面からは見えませんが、地下の基礎部分に保存室はありました。
建物の地下に組み込まれているため、高さこそありませんが、内部は結構な広さがあり、原材料の箱が所狭しと置かれています。
「イチゴやメロンなどのフルーツや、バター、生クリームなど、ケーキ作りに必要な原材料を常時3日分ぐらいずつストックしてあります。それに、クリスマス前にはデコレーションケーキを約2,000台、箱に入れて置くこともできるので大変助かっています。室内の温度を5℃に設定するだけで、温度管理もラクですね」とオーナー。
広さに応じて家庭用クルムに用いる小型高性能冷却ユニットは2台設置してありますが、安定した室温での保冷ができるうえ、「FPの家」の性能そのままに、省エネかつ経済的であることは言うまでもありません。
「超大型の冷蔵庫ができたので、これからもお客様に喜ばれるケーキ作りをますます工夫していきたいですね。新鮮な素材はもちろん、つくりたてのおいしさをそのままに保存できるので、いろんな仕掛けができそうですよ」と微笑むO様。ベテラン職人の瞳の奥には、新たなアイデアが秘められているようでした。

























